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2020年8月29日星期六

バンコク伊勢丹 閉店

Dsc_0565_r  バンコク中心部にある日系デパート、バンコク伊勢丹がこの8月末で閉店とのことだ。セントラルワールドの北側でデパートを開いていたが、賃貸契約を更新せずこのタイミングで閉店するようだ。
 バンコクの人たちはセントラルワールドまでは歩き回るが伊勢丹までは、という感じだったようだ。バンコク在住の日本人にとっても家族連れの日本人が多く住むエリアからは遠く、伊勢丹の上に紀伊国屋書店がありそこに行ったついでにというのもあっただろうが今はプロンポンにも紀伊国屋書店ができたのでここまで足を運ぶ必要もなく、日本食材を含めた食料品や衣類もここまで来なくてもという感じであり、立地の強みもなくなっていたのでこのあたりで撤退という判断なのだろう。個人的には、高級デパートのようにブランドショップに入って商品を選ぶのではなく、デパートの売り場でよい品質のワイシャツやら靴やらを選ぶことができる伊勢丹は敷居が低くて買い物がしやすかったのだが、時流の流れといったところだろうか。
 歴史の知識としてしか知らないが、かつてバンコクには大丸もあったそうだがすでに撤退している。また、私がバンコクにいる間に高島屋がオープンしたが、公共交通機関の駅から遠いことから苦戦しているようだ。BTS国立競技場駅目の前にある東急デパートは立地も良く、同じビルにあるMBK目当ての客足もあることもありタイの人達でにぎわっていた。その東急デパートにしても、2015年にバンコク2号店としてバンコク郊外に作った「バンコク東急パラダイスパーク」は、4年後に閉店している。
 他方、日本の小売業や飲食業がタイに進出するハードルは低くなっており、デパートへ行かなくても日本食の店は数多くあり、その中には日本のチェーン店が進出したものや個人で店を開いたものも多い。小売店では大規模なものはドン・キホーテがバンコクに進出しており、2号店はまさにバンコク伊勢丹の向かいに店を構えている。日本で培った商売をタイで展開する、その母体が変わってきているということだろう。百貨店などの伝統的な企業でなくても新しい企業や個人で海外進出、あるいは海外で一旗揚げようということが、バンコクでスタートを切るには敷居が低くなったといえよう。
P_20150707_202442_r  そうは言っても、日系百貨店は日本の製品や文化を外国に伝える役割もあった。店内には日本のメーカーの製品が少なからずあり、またおもちゃ売り場にはトミカやプラレールなど「伊勢丹ならでは」のものも並んでいた。
 七夕の時期になると、入口には願い事を書いた短冊が吊るされ、その多くがタイ語で書かれていた、写真は2015年の七夕飾り。

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