スポーツ

2017年3月6日星期一

サッカー AFCチャンピオンズリーグ2017 ムアントン・ユナイテッドv.s.鹿島アントラーズ

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 鹿島アントラーズの試合を観るのは6年振りだ。6年前に観たのもやはりAFCチャンピオンズリーグの試合、ホームの鹿島は東日本大震災の影響でカシマスタジアムでの試合ができず、東京の国立競技場に上海申花を迎えての試合だった。今回は鹿島にとってはアウェーの試合、ホームのムアントン・ユナイテッドはムアントンタニにあるホームスタジアムがガンズ・アンド・ローゼズのコンサートで使えず、バンコクの国立競技場(スパチャラサイ・スタジアム)にアウェーの鹿島を迎えての試合だ。いきさつはかなり違うが「ホームチームがホームグラウンドを使えず、国立競技場に会場を移してのACLの試合」というのが6年前に観た試合と共通しているところだ。

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 アウェー席。タイの人達の応援は後半まで続かないのか、後半の応援はホームのムアントンに引けを取らない感じだった。
 試合は2-1でムアントンの勝利。開始早々ムアントンの攻勢が続き、鹿島のファウルが多い時間が続く。ファウルでないとムアントンの勢いを止められないのかと思ったところ、そのファウルで得たフリーキックからムアントンに先制点が生まれた。
 鹿島は後半開始早々に速攻から得点し同点とするがその後PKのチャンスを外し、そして後半ロスタイムにムアントンにゴールを許し万事休す。試合全体を通してムアントンは鋭いパスを出してボールを繋いでいたのに対し鹿島は連携がまだ熟してないのかパスが緩かったり選手が走っていないところにパスが出ることが少なからずあり、それをカットされて攻守逆転という場面が多かったように見えた。また連戦の疲れか移動の疲れかで鹿島は4番のレオ・シルバ選手のところでボールが収まらず、逆にムアントンは9番のスペイン人・シスコ選手が決勝ゴールも含めよく機能しているように感じ、それぞれの外国人選手が機能したかどうかが試合を分けた感がある。

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 試合開始直前のムアントンのビッグフラッグ。後半ロスタイムの時もこのフラッグが出てきて、喜びを爆発させていた。








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 バンコクの国立競技場はバンコク中心部にありアクセスが良い。
 入口の様子と、ボディチェックに掲げられた表示。一眼デジタルカメラは持込禁止だそうだ。おそらくACLのレギュレーションなのだろう。


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 ムアントンには日本人選手が在籍している。清水・横浜Fマリノスや甲府でプレーした青山直晃選手がその人で、この日も90分フル出場。日本人としてタイのチームに身を置き、日本のチームを撃破するのに貢献である。
 BTS国立競技場駅で青山選手のユニフォームを着て会場に向かうサポーターと、試合後に青山選手のゲートフラッグを掲げる人と。

 試合のチケットは当地のチケットガイドであるTicket Majorで購入した。日本人とみるとアウェー席のみ購入可と言われたが、メインスタンド席は駄目なのかと聞いたところ電話で確認してくれて、「鹿島のユニフォームやグッズを身につけなければO.K.」とのことだった。「ムアントンを応援するのか?鹿島を応援するのか?」と繰り返し聞かれたが、これは日本もそうだがどちらかを応援せずとも気軽にサッカーを観に行けばよいのでは、と思う。

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2017年1月30日星期一

サッカープレシーズンマッチ バンコク・グラスv.s.セレッソ大阪

 2月末のJリーグ開幕に先立ち、日本からタイに来てキャンプを張ったりプレシーズンマッチを行ったりするチームが少なからずある。先日は鹿島アントラーズと横浜F・マリノスが参加する日タイ対抗戦があったし、来週にはサンフレッチェ広島がプレシーズンマッチを行う。名古屋グランパスもタイでキャンプを行ったようだ。
 今年J1に復帰して戦うセレッソ大阪もタイに来てキャンプを行い、その合間にバンコク・グラスとのプレシーズンマッチを行ったので観に行ってきた。

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 「シンハー ヤンマーカップ2017」と銘打って行われたこの試合、結果は0-0の引き分け。前半はバンコク・グラスにボールを支配される時間が長く、またバンコク・グラスにシュートを打たれる場面が多かったがゴールキーパーのキム・ジンヒョン選手の再三のセーブで事なきを得る。多くの選手が交代した後半を含め、セレッソ大阪がシュートまで持ち込む場面が少なく、攻撃に課題有り、というところだろうか。セレッソでは後半から出てきた6番の選手(後から調べたらソウザ選手というらしい)のパスが鋭かったのが印象に残った。

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 試合前、スタジアムの外ではセレッソ大阪のスポンサーであるヤンマーの建機や農機が展示されていた。後ろでは昨年のJ2プレーオフでセレッソ大阪が昇格を決めた試合の映像が流れていた。






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 試合前にも、ヤンマーの宣伝が。
 ヤンマーはバンコク・グラスのスポンサーでもあるようで、ウェブサイトにもパナーが掲げられている。ユニフォームに社名を出していた時期もあるようで、試合を観に来たサポーターの中には背中に「YANMAR」の文字が入ったユニフォームを着ている人もいた。




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 この日試合が行われたのは「LEO Stadium」(レオ・スタジアム)。やはりバンコク・グラスのスポンサーであり、この試合に名前が冠されているシンハ―ビールが、それ以外に別ブランドとして出しているビールの名前が、スタジアムの名前に冠されている。
 バンコク・グラスのエンブレムにはウサギが配されている。両者の対比が面白い。

*****

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 「バンコク・グラス」とは言いながら、スタジアムはバンコク近郊のパトゥムターニー県にある。バンコク中心部からだと538番のバスで行くことができる。
 BTSを戦勝記念塔(Victory Monument)駅で降りると北に向かって歩き、塔を囲む円形の歩道橋を反時計回りに歩く。駅を時計の6時とすると、538番のバス停は12時~3時の方角にある。

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 軒に「538」と書かれたバス停を見つけたらそこへ向かって降りていく。






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 バスの色は黄色。けっこう混んでいて、過半は立っての移動だった。
 このバスはアーミー・ユナイテッドの本拠地であるタイ・アーミー・スポーツ・スタジアムの前も通るが、中央の自動車専用道を走るためそこで降りることはできない。
 ドンムアン空港方面に向けて自動車専用道を走るので、車が多くても流れよくスタジアムに向かうことができた。

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 乗合バスなのに途中で給油休憩があったのはご愛嬌。
 Google Mapだと2時間以上かかるとの表示が出たが、給油休憩も入れて70分程でスタジアム最寄のバス停に到着。







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 車窓右側に「BANGKOK GLASS」の文字が見えたらそこで下車。バス停の名前は「キィアンケート」と言い近くの寺院の名前が冠されているが、レオスタジアムの名前や、近くにある遊園地「ドリームワールド」の名前を出せば車掌にはわかってもらえそうだ。運賃は25バーツ。
 旅の人と見られたのか、言葉を解さないことをわかってもらえたのか何人かの乗客から「次で降りろ」とか「ここで降りろ」とかの言葉をかけてもらった。嬉しい限りだ。

 この日試合が終わったのは21時前。この時間にこのバスが走っているのかどうかわからないが、帰りはロットゥーを乗り継ぎ。ロットゥーがバス停で停まってくれるので行き先を確かめ乗車。「BTSの駅に行きたい」と告げたところ「乗り換えで行ける」と言ってくれたロットゥーに乗り、近くのショッピングセンターであるFuture Parkで下車。そこからロットゥーの新たな拠点であり、BTSの起点でもあるモーチットへ行くロットゥーに乗り換えた。前者に20バーツ、後者に25バーツ払い、合計45バーツだった。

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2016年9月30日星期五

W杯サッカーアジア予選 タイv.s.日本

 今月(2016年9月)初めのことなので時間が経ってしまったが、先のW杯サッカーアジア予選、タイと日本の試合を観に行ってきた。海外に住んでいて、そこに日本代表が来て試合をする、というのにお目にかかることはそうそうないだろう。

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 招待券で行ったのだが、その席はバックスタンド側のホーム席。つまりタイを応援する人たちの席だ。チケットを購入すると日本人は特定の一角に定められたアウェー席しか買うことができないので、正直ここにいていいものか戸惑う。IDカード(運転免許証)を見せて入場したのでいいのだろうが、居心地はあまりよくない。同様に来たのであろう、日本代表のユニフォームを着た人など何人か日本人がいた。
 試合前にはタイ国旗が広げられ、私が座っていた席にも近づいてきた。

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 タイのコアなサポーター(ウルトラ、と言うのだろうか)は入口前で炎を焚きあげて盛り上がっていた。入場に際しても警備員が取り囲む中を入場し、2階スタンドの一角に固められていた。試合中の応援ではこのコアなサポーターが声を上げ、他のサポーターや観客がこれに応える、という場面もあった。




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 アウェー席、つまり日本の応援席。









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 横からなので見難いが、選手入場の前にはバックスタンドからドラえもんとスーパーマリオ(安倍マリオ?)を描いたフラッグが。アウェーに対して友好的?







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 コアなサポーターの席を覆うように、ムエタイ戦士とサッカーを擬えたフラッグが登場。

 試合は日本が2-0で勝利。コンディションの差か実力差か一方的な感じで、タイの応援も前半は盛り上がっていたが後半は力強さが落ちた感があった。その後半は日本がボールを奪って攻めるけれどゴールキーパーに防がれる、という場面の繰り返しで、タイのゴールキーパーが良い感じだった。
 アウェーに対して厳しくなりきれないスタンド、はタイの人達の性格なのだろうか。

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2016年7月16日星期六

タイサッカー・プレミアリーグ観戦-アーミー・ユナイテッドv.s.バンコク・グラス

 2週間前の話になるが、タイのプロサッカーのトップリークであるタイ・プレミアリーグ、アーミー・ユナイテッドとバンコク・グラスの試合を観てきた。
 アーミー・ユナイテッドの試合は去年も観ているのだが、今年も観に行ったのはJリーグに縁のある選手が複数在籍しているから。去年もプレーしていた平野甲斐選手はこの日も先発フル出場、加えて甲府や愛媛、東京ヴェルディにいたことがあるジョジマール選手も先発メンバーに名を連ね、後半途中までプレーした。さらにこのチームには神戸で長い間プレーしたボッティ選手も在籍しているが、この日は出場しなかった。チームのフェイスブックにスタジアムでの写真が投稿されていたので、ベンチ入りはしていたのだろうか。日本にいたことがあるブラジル人選手が引き続き遠く故郷を離れ、タイでプレーしている。
 試合は0-0の引き分け。ワントップだったジョジマール選手のところにボールが収まることが少なくまたボールをキープするのが難しいようで、加えてホームのアーミーユナイテッドの方が体が重そうに見えた。後半バンコク・グラスにゴールを割られるがオフサイドの判定に救われ、そのまま試合終了だった。
 リーグでは観客が1万人超の試合もあるのだが、この試合の観客は2,000人足らずだった模様。バンコクは娯楽がいろいろあってサッカーを観る人は少ないのか、チームの集客が上手くいっていないのか。

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 雨季ということもあり、さらに雨が降りそうな雲行きだったのでこの日はメインスタンドから観戦。チケットは200バーツ。
 やぐらの上にはチアガールよろしく女性が立って応援するスタイルも、そこから離れて独自に応援する少人数のサポーターがいるのも、去年と同じ。

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 バックスタンドの端には、黒い服を着た集団が固まって座っていて、立ち上がったり声を張り上げたりすることなく静かに観戦していた。アーミーと名のつくチームだけに陸軍関係者なのだろうか。






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 メインスタンドの入口に向かう途中で見つけた、ムエタイのリング。隣にアーミー・スポーツセンターという施設があり、このあたりが日本の国立競技場(今は取り壊されてしまったが)一帯のようにスポーツ施設が集まる場所になっているのだろうか。





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 スタジアムの売店でビールを求めると、大瓶をなみなみとコップに注いでくれる。







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 カオパット・ガイ(卵のせチャーハン)を作っている食堂があった。スタンドに売りに来るのかと思ったがハーフタイムには作ったカオパット・ガイを袋に詰めていたので、どこかに仕出し弁当として持っていくのだろう。

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2015年6月28日星期日

ドゥシットドライビングレンジ-競馬場の中の打ちっ放し-

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 タイでは週末ゴルフの機会が多いとかで、私もタイに来てからゴルフの練習を始めた。日本人が行く打ちっ放しと言えばエカマイにある42 Tee-OffやRCAドライビングレンジだろうが、バンコクには競馬場の中にある打ちっ放しがあると聞いたので行ってみた。



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 競馬場の中の打ちっ放し-ドゥシットドライビングレンジDusit Driving Range-へは、伊勢丹の裏にあるThe Platinum近くのバス停から505番のバスに乗っていくことができる。このバスは伊勢丹の前も通るとかだが、バス停には505番の番号がなかったので念のため伊勢丹の裏の通りにあるバス停から乗ることにした。バス代は11バーツ。
 ここからドライビングレンジの近くへ行くと思われる505番や23番のバスに「ドゥシット」と言ったところ「このバスは行かない」というニュアンスのことを言われたり仕草をされたりした。「ドゥシット」と言うと近くの他の場所を指すのだろうか、最寄のバス停である「นางเลิ้ง」の文字を見せるとわかってもらえた。このバス停はアルファベットだと「Nang Leong」となるらしいので、次に行く時はそれらしく言ってみようと思う。

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 BTSの高架をくぐり、立体交差をくぐるとその最寄りのバス停だ。歩道橋を渡ってドライビングレンジを目指す。






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 先述の通り、この練習場は競馬場の中にある。入ってまず見えるのは、競馬場のスタンドだ。






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 右に進み、矢印の先がドライビングレンジとかで進んでいく。

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 突き当たりに食堂がある。この奥が競馬コースだ。
 右手にゴルフコースの受付があるので練習場への生き方を尋ねたところ、近くの看板を指差し「この電話番号に電話すれば迎えに来てくれる」と言われたが、食堂にいた人が「競馬場を歩いて行け」と教えてくれたので、それに従って競馬場へ。




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 レース日ではないとはいえ、競馬場に入り芝の上を歩くというのは新鮮な体験だ。








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 電光掲示板の奥にフェンスで囲まれたスペースが見える。そこがドライビングレンジなのだろう。
 コースの柵が切れているところがあるので、、そこを通ってドライビングレンジを目指す。





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 土のコースも横切り、中へと入っていく。









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P6271568 中に入ると、練習場だけではなくてゴルフコースもある。ロイヤルドゥシットゴルフクラブRoyal Dusit Golf Clubというこのコース、競馬場の中に練習場だけでなくコースまである。行く道すがらにはパー3のコースのティグランドが見えた。

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 後でカード代わりに貰ったスコアカードを見たところ、競馬場の中だけでなく周りも使って、OUT33・IN32ながら18ホールあるコースだと分かった。
 競馬のコースを何回か横切ってプレーすることになりそうだ。


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 こちらが練習場。奥まで250ヤードある。
 打席数は28で、3~4つおきに自動球出し機が置いてある。私が行ったときは他に4人が練習していて、中には打席から前に出て天然芝の上に立ってそこから打ったりアプローチの練習をしたりしている人もいた。
 今回は3トレー頼んだところボール代は100バーツ、本来の料金は4トレーでも100バーツのようだ。42 Tee-Offのように何人もスタッフがいてボールを運んだりしてくれるわけではないようで、売店にいた店番のスタッフがボール運びもやってくれた。
 客もスタッフも多い練習場とは違い、のんびりした雰囲気だ。

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(2015年7月12日追記:料金は7時~16時までがボールの種類によって4ケース100バーツもしくは3ケース100バーツ、それから後は後者のボールが1ケース40バーツになるとのことだった。ドライビングレンジの入口とゴルフコースにはそのことを示す案内が貼られていた。)


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 この練習場、競馬場の中ということもあり競馬開催日は午前10時で終了だそうだ。行ったのが土曜日だったのだが、競馬は日曜日に行われることが多いようで「明日は何時までやってる?」と聞いたところやはり10時までという返事が返ってきた。ゴルフコースに出るにも練習場に行くにも競馬のコースを横切らなければならず、さすがに競馬開催時にコースを横切らせることはしないのだろう。
 競馬場の中に入るという珍しさもあり、伊勢丹界隈からバスですぐという近くで雰囲気の違う打ちっ放しをすることができる。

Royal Dusit Golf Clubのウェブサイト(タイ語のみ)

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2015年4月13日星期一

タイサッカー・プレミアリーグ観戦-アーミー・ユナイテッドv.s.オーソットサパー・サラブリー

 ここタイでもプロサッカーのリーグ戦があり、トップリーグのタイ・プレミアリーグを筆頭に2部相当のDivision 1、3部相当のDivision 2と層の厚い構成になっている。先週のことだが、そのタイ・プレミアリーグの試合、アーミー・ユナイテッドv.s.オーソットサパー・サラブリ―の一戦を観に行ってきた。

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 観に行ったのはバンコクにあるアーミー・ユナイテッドのホームゲーム。その名の通り、タイ陸軍のサッカーチームがその起源だ。
 彼らのホームスタジアムであるタイ・アーミー・スポーツ・スタジアムはBTSの戦勝記念塔駅からタクシーで50バーツくらいで行くことができる。
 日本人選手が多いタイサッカーだが、アーミー・ユナイテッドにはセレッソ大阪からレンタル移籍している平野甲斐選手が所属している。平野選手はセレッソ所属前のブリーラムに続いてタイ2チーム目である。この日も先発フル出場。

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 スタジアムに入ってすぐのところにあるチケット売場でチケットを買って入ると、そこはバックスタンド。コンクリート打ちっ放しの上が座席である。そしてここがホームチームであるアーミー・ユナイテッドの応援席だ。
 ここのチケットは130バーツ。メインスタンドまでまわって行ってこのチケットを見せて入ろうとしたところ、入口の係員に「ここは200バーツ」と言われて入れなかった。
 アウェイサポーターは奥にあるゴール裏で観戦。
 バックスタンドはアーミー・ユナイテッドサポーターでかなり埋まっていたが、それでもこの日の観客は3,000人くらいだったとか。

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 バックスタンドのすぐ前がスタジアムフード売場になっている。串物が10バーツ、ビールは60バーツ。ビールはチームのユニフォームにも描かれているチャーンビールだが、一杯が瓶ビール一本分なのはちょっと多いか。買い足さなくていい、と感じる人もいるかもしれないが…




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 上の写真に見えるスタンドの中央にやぐらのようなものが建てられ、その上で声を張り上げるコールリーダーの音頭で応援をする。やぐらの上にはチアガールよろしく女性も立っているが、静かに試合を見守っていた。
 他方バックスタンドの端に建てられたこの旗の近くに集まった10人くらいのサポーターは、中央の応援とは全く歩調をあわせず別に応援をしていた。応援やサポーターの形成に関するいわれがあるのだろうか。


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 試合は前半にアーミー・ユナイテッドがフリーキックから先制するも、後半立て続けに3失点し敗戦。後半アーミー・ユナイテッドのディフェンスの動きが鈍く簡単に崩されているように見えた。
 試合終了後、勝ったオーソットサパー・サラブリーの選手がバックスタンドに駆け寄り、アーミー・ユナイテッドサポーターに挨拶していた。日本ではこういう光景はアマチュアの試合、あるいは天皇杯でアマとプロが対戦した時などに見られるくらいだと思う。
 その後負けたアーミー・ユナイテッドの選手もバックスタンドへ。3失点での逆転負けでサポーターの中には不甲斐ないと思う人がいてもおかしくない結果だったが、ブーイングはなく次切り替えようと言わんばかりの応援で選手を迎えていたのが印象的だ。敵味方ともに対してやさしいのがタイサッカーの特徴なのだろうか。
 平野選手がバックスタンド前に行く時にスタンド近くを通り手を伸ばすサポーターと握手をし、求められればサインもしていたのも印象に残った。

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2014年11月3日星期一

2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(番外編)ブンデスリーガ・フランクフルトv.s.アウグスブルグ観戦記

 前回の続き。先述の通り、今回の旅では往復ともフランクフルト乗り継ぎだったのだが、乗り継ぐ日に何かできないかと調べたところフランクフルトを本拠地とするアイントラハト・フランクフルトのホームゲームが午後にあり、しかも試合があるCommerzbank-Arenaコメルツバンク・アリーナは空港のすぐ近くにあることがわかったので、試合を観戦することにした。

P9142127 ドイツ国鉄の最寄駅であるStadion駅は空港駅の隣の駅、約5分で着くのだが、それに先立って中央駅に来ていたのでそこからスタジアムを目指す。
 列車案内の掲示板はスタジアム駅や空港駅にそれとわかる記号がついていて、わかりやすい。




P9142128P9142129_2 スタジアムを目指して電車に乗り込む人たち。駅のカフェやレストランでも、試合前に腹ごしらえや一杯という風情のユニフォーム姿の人達が目立った。




P9142132 Stadion駅で降りて、チケット売り場まではしばし歩く。
 チケット売り場の窓口でさほど待つことはなかったもののバックスタンドの上の方の席しか空いてなかった。結構観客が入るようだ。
 さらに進み、荷物検査を経てスタジアムの敷地に入る。ここでもカメラの持ち込みはOKだった。
 カレー味のソーセージ、Currywurstカリーヴルストなど食べようかと思ったが、スタジアム内の食べ物・飲み物はプリペイドカードで購入する仕組みになっていて、1回観戦するためにわざわざプリペイドカードを買うのもと思いあきらめることにした。

P9142133 別の方向からもスタジアムへ向かう人たちが。路面電車で来るとこちらからなのか、あるいは車で来た人たちなのか。






P9142137 スタジアムへ入る。アルファロメオがサポーティングカンパニーなのか、試合開始前には会場中央にエンブレムが。







P9142143 チームの歌が流れると観客が立ち上がり、タオルマフラーを掲げて歌う人も。








P9142147 ここフランクフルトは長谷部・乾と2人の日本人選手がいて、この日は2人とも先発だった。中央からぶら下がっているスクリーンでの選手紹介。
 2人がいるせいか、あるいはフランクフルトで暮らす日本人の週末の過ごし方としてサッカー観戦が定着しているのか、日本人が割とたくさんいた。
 アウグスブルグとの対戦となったこの日の試合、フランクフルトはトラップミスやパスミスが多く攻守に正確性を欠いたような気がした。それだけ相手のプレッシャーがきつかったのだろうか。前半はともに無得点だったが、先にスペインで見たときのようなホームチームが精彩を欠くときのブーイングはなく、重苦しい雰囲気ながらも暖かく見守る、という雰囲気だった。
 長谷部は怪我明けのせいか前半でイエローカードを貰ったせいか前半のみの出場で交代、その後半開始早々にアウグスブルグに1点を奪われた。フライトの時間もあるので後半30分でスタジアムを後にしたが、そのまま敗戦だったようだ。
 再びドイツ国鉄のStadion駅から、今度は空港に向かう列車に乗り、5分程で空港駅着。

 試合のある日に乗り継ぐということはあまりないだろうし、さらに乗り継ぎの待ち時間と試合時間が都合よく合うということもあまりないのだろうが、時間が合うようであれば乗り継ぎ待ちや出発前の時間の過ごし方として面白いのでは、と思う。

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2014年10月26日星期日

2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(13)レアル・ベディス

 今回の旅でポルトガルから列車とバスを乗り継いでセビリアに着いたのに、そのままバスを乗り継いでグラナダとコルドバに行ってからセビリアに戻ってきたのは、セビリアを本拠地にしているサッカーチーム、レアル・ベディスの試合を観るため。
 野沢尚の小説『龍時』で、主人公のリュウジがスペインでの2年目にプレーしたチームがこのベディスという設定。最初に所属したチームは「アトランティコ」という架空のチームだったが、シリーズ2作目からは実在のチームを舞台に物語が進んでいく。
 そのベディス、前期(2013-14シーズン)をリーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオン(1部)で最下位の20位になってしまい、今シーズンはセグンダ(2部)での戦い。セビリアのライバルチームであるセビージャFCとリーグ戦で戦うこともできない。この日はカップ戦であるCopa del Reyスペイン国王杯の試合で、やはりセグンダに属するLlagosteraとの試合。一発勝負のトーナメント戦である。プリメーラから下部リーグのチームまでが参加して頂点を目指すトーナメント大会に国王の名を冠しているのは、日本の天皇杯に近いものがある。

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 緑の縦縞のユニフォームを着たベディコ(ベディスサポーター)がスタジアムBenito Villamarínに集う。チケットは当日窓口で、並ぶことなく難なく購入。スタジアムにはカメラは持って入ることができるが、ペットボトルの持ち込みは止められた。
 週中のカップ戦ということもあり、日本の天皇杯同様に客の入りはそれなりのようだ。





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 試合は前半はLlagosteraのペース、ベディスはバックパスを多用せざるを得ない場面も多くなかなか攻撃に繋がらない。前半終了の時には不甲斐ない戦いと見たサポーターからのブーイングが大きく響いた。
 試合が動いたのは後半開始早々、前半は劣勢だったベディスが一時のチャンスに波状攻撃を仕掛けて得点を挙げる。ブーイングから一転、サポーターの歓声が響く。良い時間に1点取ったということで試合を進めやすくなったのか、後半はベディスの良い時間が増える。後半の早い時間にもう1点を追加し、結局2-0でベディスが勝利。

 リュウジがベディスに所属している設定なのは2作目の『龍時02-03』。その後1作を加えた後『龍時』は作者の野沢尚の急逝で続きが読めなくなってしまったが、もし物語が続いていたらベテランの域に差し掛かったリュウジは今どこで戦っていたのだろうか。

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2014年10月5日星期日

サッカージブラルタル代表・EURO2016予選ポーランド戦観戦記(3)ファーロ散策

 前回の続き。今回ジブラルタルの試合を観るに際してはまずリスボンに入り、ファーロへ移動して観戦、そして翌日ファーロを発ちスペインとの国境の街ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオへ、というルートで動いた。そのあとスペインやモロッコ(タンジェだけだが)、そしてジブラルタルへも行ったのだがそれは後程順々にアップすることにして、試合翌日にファーロの街を歩いたのでその様子をぼちぼちとアップ。

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 ファーロの見どころは、鉄道駅やターミナルから程近い、城壁に囲まれた旧市街にある。旧市街に入る手前にある、マヌエル・ビーヴァル庭園。庭園とは言うが木々が植えてある広場で、平日の朝早くにはくつろぐ人がぼちぼちといる感じだ。





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 広場に面した商店と、何かの記念塔。









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 広場のすぐ隣は入り江を使ったマリーナになっていて、狭まったところを鉄道が通っている。
 ボートやカヌーを使って、水辺の風景を楽しむツアーもあるようだ。






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 旧市街への入り口、アルコ・ダ・ヴィラ。
 「Festival 5/6 SEPTEMBRO」と掲げられていて、もう少し早く来ればこの街のお祭りを観ることができたのだろうか。







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 城門をくぐって旧市街へ。









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 ファーロのカテドラル。









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 カテドラルがある広場。









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 広場の上、かなり低いところを飛行機が飛んでいく。
 ファーロには国際空港があり、日本では見ない塗り分けの飛行機が、すぐ目の前を通り過ぎていく。風景を撮るべくシャッタースピードを遅くしていたのが残念。
 飛行機は頻繁に飛んでくるのだが、薄雲が低くかかっていたので飛行機の姿をはっきりと見る時間は少なかった。




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 Câmara Municipal De Faro。市役所といったところだろうか。








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 旧市街の建物は皆白壁。レストランなどは昼にお客を楽しませるべく朝から準備をする。








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 13世紀のポルトガル国王、アフォンソ三世の像が建つ広場。彼の治世にポルトガルはカスティーリャ王国と従属関係を打消し、独立へと近づいたのだそうだ。今回泊まったホテルにも、アフォンソ三世の名が冠せられていた。






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 11時半ころの列車に乗らなければならず、旧市街を後にする。先述のマヌエル・ビーヴァル庭園に面した道路では、電気自動車が充電中。観光客の足になるのか、車体の後には「Rent me」とアピールが書かれていた。






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 新市街の商店が並ぶ通り。朝ということもあり開店前の店が多かった。道に描かれているのは街の紋章だろうか・

















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 カルモ教会。

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2014年9月26日星期五

サッカージブラルタル代表・EURO2016予選ポーランド戦観戦記(2)

 前回の続き。EURO2016予選ジブラルタルv.s.ポーランドの試合当日、9月7日にリスボンからファーロへバスで移動し、ファーロの駅前に宿をとっていたのでチェックイン。試合会場ののエスタディオ・アルガルヴェへは行きは列車で1駅の後歩いて10分程で行けるのだが、帰りは列車の運行が終わっているのでタクシーを拾って帰るしかない。観客を見込んだタクシーがいるのかどうかもわからないので、ホテルにタクシーの電話番号を教えてもらって会場に向かった。
 UEFAのウェブサイトには20:45試合開始と書いてあったが、前日にジブラルタル協会のサイトを見てみたら19:45開始と。UEFAのウェブサイトの記載が欧州中央時間であることに気付いた。気が付いてよかった。
 ファーロ駅から列車に乗ろうとしたら、大声で歌ったり叫んだりしながら列車に乗る一団がいた。掲げているタオルマフラーからポーランドのサポーターとわかったが、気勢を上げるために酒を飲んでからスタジアムに向かうようで酒の匂いを撒きながら歩いており、上半身裸の人もいる。列車の中でも歌っていてやかましかったので、別の車輛に乗って隣駅に向かった。

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 隣のParque Das Cidades駅。エスタディオ・アルガルヴェの最寄駅であることが示されている。
 ここからスタジアムまでは10分程、道からスタジアムが見えるので迷うことはない。あのポーランドサポーターも、大声を上げながらスタジアムへの道を歩いていた。
 その中の体格の良い上半身裸の1人に声を掛けられ、絡まれるのかと思ってちょっと身構えたが普通にどこから来たのか、お前も試合を観るのかなどどいう話だった。そのポーランドサポーターはオランダで働いているとかで、ポーランド人に少なからずいる出稼ぎの1人なのだろうか。地元のクラブを応援しているがオランダでは試合が見れない、とも言っていた。国を離れて働きながらEUROの予選に駆けつける、熱心なサポーターである。

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 エスタディオ・アルガルヴェに到着。ジブラルタル・ポーランドどちらも応援するには遠路はるばるというところだがかなりの数の人が観戦に来ていて、とりわけポーランドサポーターがかなり来ていたのがまず意外だった。
 チケット売り場は少し離れたコンテナにあるのだが窓口が1つしかなく、試合開始1時間前に着いたのだがチケットを買うまでに30分かかった。チケットは20ユーロ、「ポーランド?ミックスゾーン?」と聞かれたので、「ミックスゾーン」と答えてチケットを購入。チケット売り場に並んでいるのも、事前にチケットを手に入れていないポーランドサポーターが多い。

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 スタジアムの正面。ジブラルタルとポーランド、その間には開催国ポルトガルの旗が並ぶ。

 スタジアムに入ろうとしたら、カメラは持込禁止だとか。預かってももらえないとかで困ったが、やむなくリスク覚悟で人目につかない場所にカメラを置いて中に入った。おかげて選手入場は見ることができず、国歌斉唱はスタジアムに入る直前に聞いた。

 メインスタンドの左側にジブラルタルサポーターが集まり、右側がミックスゾーン、そしてバックスタンドがポーランドサポーターのエリアになっていた。ミックスゾーンはポーランドサポーターが多く、メインスタンドから観たい人がここを選んでいるようだ。全体に占めるポーランドサポーターの比率は高く、半分くらいはポーランドサポーター、と感じた。私の席は中央からは離れるが前のほうで、まずまず見やすい席だ。
 私の席の近くに「King of Poland Supporter」と書かれた王冠の形をした金色の帽子に白い燕尾服、そしてポーランドのカラーである赤いシャツとズボンを着たおじさんがいて、名物サポーターなのか他の観客から写真撮影をねだられていた。写真撮影、一眼カメラはだめだがスマートフォンやコンパクトデジカメで周りを撮る分にはお咎めなしなのだろうか。ピッチを鮮明な画像で撮るのがいけない、ということか。テレビで見るオリンピックの観客席にいる日本応援の名物おじさんを思い出した。
 スタジアム奥にはジブラルタルのユニフォームが描かれ、ポルトガルの地にジブラルタルのホームスタジアムを作り出している。
 試合は圧倒的にポーランドがボールを支配。ジブラルタルも耐えていたが前半11分にポーランドに先制点を奪われる。ゴールキーパーが口惜しがっていたのは防げたはずのゴールだと思ったからか、10分あまり耐えてきたがゴールを許したからか。
 この後もポーランドが攻め続けるが、ジブラルタルも必死の守りでゴールを許さない。その中でのジブラルタルの少ないチャンスにシュートが枠の中に飛ぶ場面もあり、ジブラルタルにあわやの場面も。
 結局前半は0-1で折り返す。良く守った、という評価になろう。プレーに飛ぶ声援はジブラルタル・ポーランドともに等しい大きさで聞こえたと感じた。
 後半開始早々にポーランドが2点目を決める。前半・後半ともにポーランドが良い時間に点を入れたと言え、ここからポーランドが立て続けに得点を決め、後半だけで6点を奪って結局0‐7でポーランドの圧勝。
 試合終了とともにジブラルタル・ポーランド両サポーターを始め観客がスタンディングオベーション。ジブラルタルにとっては7点差、しかも完封された試合なのだが、まずはEURO予選初参戦を祝してということか。勝ったポーランドサポーターの拍手にも、多分にその気持ちが入っていると思う。
 翌日ホテルをチェックアウトしようとすると、前にいたのはやはりポーランドサポーター。以前スペインを旅行した時にバルセロナ滞在がEURO本戦の試合と重なって全然宿が取れなかったが、ファーロのホテルもアウェイサポーターの宿泊で盛況なのだろう、ファーロ観光がジブラルタル代表の試合日と重なったら宿は予め押さえておいた方がよさそうである。
 ポーランドの国旗の小旗を車につけて走る車を何台か見かけた。ポーランドや、国を出て働いている人はそこへの長いドライブなのだろう。

 後で見た日本のサッカーキング記事によると、ジブラルタルの選手は大半がアマチュアのようだ。素人目にも、トラップの精度など個々のプレーに差を感じたし、戦術の成熟度や試合慣れという点でもポーランドに長があると感じた。
 ジブラルタル協会のfacebookに書いてある、この試合の代表選手を見ると、ジブラルタルのチームから選出された選手がやはり多く、Lincoln Red Imps FCなるチームが強豪なのだろうかこのチームからの選出が多い。
 サッカーキングの記事中では「プロは2人のみ」と書かれていてイングランドとイスラエルでプレーする選手を紹介しているが、UEFAウェブサイトのマッチレポートのラインナップを見ると先発した背番号4のDavid Artell選手はウェールズプレミアリーグのBala Town FCに属していて、クラブのウェブサイトでも「Gibraltar call-up for Artell!」と代表選出を祝している。ウェールズのプレミア所属だとプロでありそうだが、先発ではこの3人が「海外組」ということになる。他に途中出場したAdam Priestley選手がイングラントのFarsleyに所属とのことだ。

 小さなジブラルタルの代表はレベルもいまのところそれなりという評価になろうが、人口3万人ほどのジブラルタルには8チームからなる1部リーグ(Premier League)と14チームある2部リーグがあるとかで、ジブラルタルでプレーしている人は人口に比するとかなり多い、と思われる。
 代表チームの戦いはこれからも厳しい道程なのだろうが、次は予選初勝利でスタンディングオベーション、という日が来ることを願いたい。

試合のマッチレポート(日本語)(英語)
UEFAによるジブラルタルのサッカー事情の紹介(日本語)

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