食べ物・飲み物

2008年8月11日星期一

一茶一坐

20080810 上海をはじめ中国各地で見た「一茶一坐」の文字を、東京・渋谷で見つけた。
 「一茶一坐」(一茶一座)、中国の喫茶店チェーンなのだが、渋谷にも店を構えている。中国の「一茶一坐」は上海にもよくあった「定食や食べ物も出す喫茶店」のチェーン店のイメージがあるのだが、日本の「一茶一坐」は「茶芸」「お茶をたしなむ」というイメージをより前面に出しているようである。
 中国の飲食チェーンの日本進出では「小肥羊」が本国同様に火鍋の店を展開しているが、それ以外の飲食チェーン店も日本進出を目論んでということだろう。
 上海に住んでいた頃、日本の飲食チェーン店の中国進出というニュースをよく耳にした。ラーメン屋、居酒屋、カレー屋…成功した例もあり、あるいは客足が今ひとつだったり合弁相手との確執か何かで店を閉めてしまったり現地資本化して日本とは別の店になったりしたケースもよく聞いたことがある。日本の外食市場で、こうした中国系飲食店グループがどう食い込んでいくのだろうか。
 この「一茶一坐」、日本のウェブサイトで運営会社情報を見ると日本の別会社が中国側と契約を結んで展開しているようである。日本ではまず一等地に店を出したと言えるが、今後の展開や如何に。

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2008年8月4日星期一

鉄板焼=Hibachi?

 上海の日本料理店に行くと、多くの店に「鉄板焼」のスペースがあった。テーブルの上に鉄板を敷いたカウンター式のスペースがあり、鉄板の向こうに立っている調理人が客の前で肉や魚介類や野菜を鉄板の上で焼いてくれるスタイルである。そしてこの鉄板焼を、鉄板焼専門店ばかりでなく、焼肉屋や普通の日本料理店にも鉄板焼のスペースを見かけるのがちょっと違うかなと思ったものである(日本には鉄板焼スペースがある居酒屋、というのはあまりないでしょう)。
 この鉄板焼、アメリカ滞在経験がある人から教えてもらったのだが、アメリカではロッキー青木が開いたチェーン店などがありかなり普及しており、しかも「Hibachi」の名前でおなじみなのだとか。「火鉢」、これは暖房用具であり、上に網を乗せて食べ物を焼く、つまり鉄板焼同様に下からの熱で食べ物を焼くのは「七輪」ではないかと思うのだが、何故に「Hibachi」の名前で鉄板焼が普及したのだろうか。
 鉄板焼、上海では「火鉢」や「Hibachi」ではなくちゃんと?「鉄板焼」の名がついていた。日本料理とは言いながら「外国に進出した日本料理店」の成功例に倣ったものなのだろう。

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2008年5月31日星期六

おうちで魯肉飯

Imgp1382 台湾でお気に入りの食べ物である魯肉飯であるが、その魯肉飯の缶詰を通信販売で見つけ、入手した。


Imgp1371  上から見たところ。豚の絵がかわいい。



Imgp1387  缶を開けたところ。細かいそぼろ肉と汁が入っている。焼き鳥の缶詰のようなにおいだったので、味はどうなのかなとこのときは思った。白く見えるのは油が固まったところ。

Imgp1390  ご飯に盛り付けて食べたところ、確かに台湾で食べる魯肉飯の味がする。勿論台湾の食堂で食べるほうが美味しいには違いないのであるが、缶詰であること、そして台湾を離れ日本で食べる味であることを考えると充分満足である。
 この魯肉飯の缶詰、日本アジア航空の機内誌『アジアエコー』で紹介されていた。現に台湾のスーパーでも売っていたのだが、厳密には動物検疫が必要であろうことから日本への持込はしなかった(現地で缶詰だけで食べてしまった)。
 以前拙ブログで紹介した、台湾物産館には置いていなかった。置いていないか訪ねたときに、台湾物産館の方はやはり肉を輸入するのは何かと難しいということを仰っていた。受け答えに慣れておられる様子だったので、私同様に「魯肉飯の缶詰を欲しがる人」は結構いるのだろう。

 缶に書かれた原材料を見ると、「豬肉、香菇、蔥、蒜、糖、天然調味料」と書かれていた。香菇=シイタケ、蔥=ネギ、蒜=ニンニクといった、肉と調味料以外の野菜が味に影響しているのだと知った。上海で魯肉飯を食べても物足りないと感じたのは、こうした味付けが足りないところなのだろう。

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2008年5月30日星期五

『NNNドキュメント'08 中国が日本を捨てる日』

 約1ヶ月前に放送された『NNNドキュメント'08 中国が日本を捨てる日』、暫く経ってから見たのだがいろいろ他のことをブログに書いていたので触れるのが遅くなった。
 先の餃子中毒事件を起こした日本生活協同組合連合会(生協)の傘下にあるコープさっぽろが具も皮に使う小麦粉も「北海道産」にこだわった餃子を作ろうとしたが、コストが中国産の5倍になってしまい試食会では値段の面で不評だったこと、食料自給率が39%にもかかかわらず折角日本で生産した野菜が価格競争に負けて出荷前に「生産調整」の名のもとに廃棄されることをまず番組は伝えていた。さらに中国・山東省の食品加工工場では日本人経営者でさえ馬鹿馬鹿しいと言う「同じ形、同じ大きさ」への加工をしていることを伝え、山東省の農家での取材では日本人好みの「きれいな野菜」を作るべく今まで使っていなかった虫食いをなくすように農薬を使い、その農薬を使うということは日本側からの要求であると述べていた。そしてある農家は厳しい要求に疲れて「日本向けの野菜の生産はやめたい」とさえ言い実際に国内向けの生産に切り替えたことが画面から伝えられてきた。

 以前、都内の農産物直売店で、千葉県産の低農薬の野菜に虫食いがあったり味噌にカビが生えやすいのを「中国産じゃないの」と言っていた人のことを拙ブログに書いた。こういうことを言う人にとって、「品質の良さ」というのは「安全性」なのか、「見た目のよさ」なのか。勿論これらは両立すべきではあろうが、低農薬を売り物にしている店に来て低農薬の象徴である虫食いを、その人にとって「品質の悪さ」の象徴である「中国産」と言うのは・・・さらにその中国では日本にあわせて農薬を使っている人もいる、と言う。

 9年前に、『NHKスペシャル 豊かさの限界』という番組があった。日本マクドナルドの創業者が「12歳までに覚えた味を『おふくろの味』」と感じて将来に渡って食べ続けるようになる」というようなことを言っていたので覚えていたのであるが、この中で中国の畜産農家が初めて米国産の飼料を見せられ、アメリカの穀物会社の説明を受けて試しに使ってみましょうと言っていたのを覚えている。何でも牛肉は普通は硬くてあまり美味しくないのだが、飼料を使うことで食べやすくなるのだそうである。当時中国の都市部では外食産業が発達し、外で牛肉を食べる人が増えていた頃だそうで、中国の食生活の変化をそれより少し前の日本における変化とダブらせて伝えていた。
 それから9年が経ち、日本では中国産の食物が多く出回りそれゆえに問題が起こった一方で、他方その中国は食料輸入国に転じているという現実がある。我々が思う「安く供給してくれる中国」はこと食料の分野に関してはなくなってしまうかもしれない。


 『中国が日本を捨てる日』では、日本の食料自給率を39%と伝えていた。この数字は農林水産省説明によるとカロリーベース自給率とのことである。放送大学のテキスト『市民と社会を考えるために』では日本の国土には本来3~4千万人しか住めないと述べていたが、確かに「いまの自給率での食料」と「本来住める人口」は略均衡し、よく言われる「自給率アップ」では到底追いつかず足りない分を貿易で補う、という算段になる。私自身も食物の生産能力はなく、国内外の他の人が作ったものをいただく立場である。
 いろいろと話が飛んだが、結局その原因自体はうやむやになりつつある餃子中毒の影にはいろいろな問題が内包されており考えさせられる、ということである。生産できない私にせいぜいできることは、食べ物を食べられる程度に健康である限りにおいては食べ残しをしない、食べ物の大切さを感じつつ食べ物を戴くというごく当たり前のことと、「食の安全」とは何かを考えることであろう。人体に害を及ぼすのは論外であるが、農薬を使うことの意味、減らしたり使わないことの意味はわきまえて勘違いしたことを言わないことが大切だと思う。
 そして、いつも思うことながら中国という国が刻々と変化し、さらにいろいろな顔を見せていることも意識したい。いつまでも「食料を輸出する国」だとそれこそステレオタイプで思っていると見誤ることもあろうし、沿海部で見える外食産業の豊かさが中国全土を代表しているわけでもない。

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2008年5月17日星期六

アフリカン・フェスタ2008

Img_0006 今月末にアフリカ開発会議が横浜で開かれるのを機に、横浜では5月を「アフリカ月間」と銘打って様々なイベントが催される。その1つ、「アフリカン・フェスタ2008」が赤レンガ倉庫で開かれたので行ってみた。
 横浜の古い倉庫を修復し、その景観を活かしてショッピングモールにしている赤レンガ倉庫、行くのは初めてである。

Img_0005  午後早い時間までは好天に恵まれ、多くの人が赤レンガ倉庫に来ていた。



Img_0009  アフリカ各国の大使館がテントを出し、自国のPRをしたり民芸品を売っている。



Img_0007  アフリカに関する活動をしているNPOも、やはりアフリカのことを紹介したり、活動のアピールや民芸品の販売を行っている。
 ハッキリした色を使った布製品や原石の色を活かしたアクセサリーが目を引く。

 メインステージでは中田宏・横浜市長が挨拶をしていたが、その中で野口英世が横浜の検疫所で検疫官として勤めていたときにペストの日本上陸を防ぎ、その後の医学への功績をもとにガーナに渡って黄熱病の研究をし、そしてかの地で生涯を終えたことをアフリカと来年開港150周年を迎える横浜との繋がりとして紹介していた。野口英世の肖像は普段千円札の肖像画として目にするので、我々はアフリカに関わろうとした先人の肖像を毎日のように見ていることになる。
 続けてメインステージでは「鶴田真由さん&アドゴニーさん『アフリカン・トークショー』」があった。アドゴニーさんが日本に出会ったように日本人もアフリカのことをもっと知って欲しいと言ったこと、アフリカに対して「何かしてあげる対象」であるという先入観を捨てたほうがいいという話が耳に残っている。
 我々がアフリカについて耳にすることはダルフール紛争であったり貧困であったりすることが多く、会場でも援助を唱えるNPOが多かったことからもやはりアフリカは「援助の対象=何かしてあげる対象」として見られることが多いと思う。しかしながらアフリカといってもいろいろな顔を見せており「アフリカ」と一括りにしてしまうのは良くないのだろうし、携帯電話に欠かせない希少金属など資源の産出国として日本と関わっている一面もあり今後その重要性は増していくのだろう。
 そうは言ってもアフリカの中には援助なり外部の人間の関与が期待されている地域があるのも確かであるし、同じ国の中でも資源で潤う人とそうでない人がいるのも現実である。同学の中には援助や関与が求められる分野で現在アフリカに行っている人がいるし、前述のトークショーでもJICAの青年海外協力隊やシニアボランティアなどに触れ、アドゴニーさんがこうした人達への謝意を述べていた。
 芸術分野でアフリカに関わる人もいるし、研究対象としてアフリカに関わる人もいる。そしてこうしたイベントではなく継続的にアフリカを紹介している人もいる。商売の対象として関わることも増えていくだろうし、アフリカへの関わり方は1つではない。
 拙ブログにも、アフリカと関わっている同学のウェブサイトにリンクさせていただいている。

Img_0002 Img_0003_2  再び大使館ブース。同学各位が関わっている国が気になった。



Img_0035 Imgp1221  キャラバンバス。右の写真でシャボン玉が出ているが、シャボン玉がたくさん舞う光景は久しぶりに見た。



Img_0002_1 Img_0026  会場には飲食ブースもあり、各国の料理を出していた。左はハーブブレッドとインジャラ(酸味のあるパンのようなもの)、右はモロッコの料理であるクスクス。


Img_0032  私がアフリカに足を踏み入れたのは、10年前にスペインを旅したときにジブラルタル海峡を渡って対岸のタンジェや(スペイン領の)セウタに行ったことがあるのみである。
 このほかにもメインステージではアフリカ・ファッションショーや音楽やダンスの披露などがあり、堪能することができた。距離が遠いこともありアジアやヨーロッパ・北米に比べて普段の生活では目にしたり耳にしたりする機会がまだまだ少ないのが現状だと思うし、私自身もアフリカ地図を見てどんな国がどこにあるか言い当てることができるかは怪しいのであるが、これを機にもっとアフリカのことを知りたいものである。

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2008年5月11日星期日

タイフェスティバル2008@代々木公園

Img_4561 この週末は肌寒い日が続いたが、日曜日の午後には雨も上がった。
 この日は代々木公園でタイフェスティバルが開かれていたので、足を運んでみた。


Img_4583 Img_4563  会場には東京はじめ日本各地のタイ料理店がテントを出し、自慢の料理を振舞っている。この料理店が会場の半分くらいを占めるだろうか、「料理店がメインイベントの1つである」というのはどこかの大学の学園祭のようである。

Img_4578 Img_4581  どのテントでも行列しないと料理にありつけないのだが、今回食してみたのはタイ式そぼろご飯(名前は忘れた)とバッタイ(タイ式焼きビーフン)。東京にはタイ料理店も多いのだろうが職場の近くや通勤路にはないので久しぶりに食して目新しかったし、美味しかった。

Img_4577 Img_4565  料理店に隠れて目立たないところで文化的な展示をしているのもどこかの大学に通じるものがあるが、日本とタイの交流にまつわる展示もしていた。皇室レベルの交流から「料理店の多い学園祭の大学」や神田外語大学がやっているタイ研究や日タイ交流、さらにはタイ出身で日本に在住しながらパラリンピックの陸上競技で金メダルをとった人やタイのセパタクローリーグで活躍する日本人の紹介まで幅広く紹介されていた。あと、テントの前ではタイ音楽を学んでいるサークルの方々が演奏を披露していた。
 タイにはまだ足を踏み入れたことがない。学生時代にタイには見どころがたくさんありそうだし前述のようなタイ料理もおいしそうだと思ったこともあり、ムエタイにも関心があったので一度は行ってみたいと思うのだが、いまだに行ったことがない。仕事でタイ関係のことをしたこともあったし、そのうち訪れる機会があることだろう。
Img_4571 Img_4574  会場内に展示されていたタイの三輪タクシー、トゥクトゥク。これらのトゥクトゥク、何と販売用で日本の普通自動車運転免許があれば日本の公道を走ることができるのだとか。値段は確か約130万円+乗り出し費用だったと思う。
 日本の道路で見かけたら、とても目立つと思う。今まで日本でも中国でも見たことがない。
 タイではタイ・ホンダが製造した「タイカブ」、日本で新聞配達やビジネスでよく見かけるスーパーカブをベースにしたバイクが走っているそうだ。これにも関心があり日本にも輸入されているそうだが、今の生活ではどうしても欲しいということもないので買うには至っていない。
 ちなみに、会場にはタイ・ホンダの親会社である本田技研工業もブースを出してタイでの活動をアピールしていた。
Img_4575  タイ名産のフルーツを売る店もあったが、その店頭に貼ってあった「ドリアンとアルコールの多量摂取に気をつけましょう」という貼り紙。東南アジアで有名な果物と言えばドリアンだし、タイで有名なビールと言えばシンハービール。ドリアンとアルコールを同時に摂ると胃の中で発酵が進んで苦しくなるのだとか。

Img_4605  このタイフェスティバル、主催はタイ王国大使館である。大使館自らタイのことを深く知ってもらおうと思い、あるいは在日タイ人の交流の機会としてこのイベントを主催するのである。
 そのタイ大使館もテントを出し、民芸品を売ったりタイ料理を出したりしている。

Img_4607 Img_4609  タイ大使館だけでなくタイの各省庁も出店を出していたが、写真は駐在武官事務所のテント。名前は忘れたが、トムヤムスープのモツ煮込みを売っていた。駐在武官の名が持つ堅苦しさとモツ煮込みの味とのコントラストである。

Img_4600  ステージでは、タイのアーティストによるコンサートが開かれていた。出演していたのはAof・Ya Ya Ying・POTATOの3組とのことで、このアーティストたちの知名度はよくわからないが、Aofが主に出ていたステージの前列は写真のように盛り上がっていた。
 やはり今週行った世界麺フェスティバルでは、料理の容器は再資源化可能なものを使っていたがここではプラスチック製が多かったので、そのあたり環境にアピールできるようなイベントにできれば良いのでは、と思う。あと、料理店主体なるも座って食べる場所が少なかったのが気になった。昨日は雨だったので訪ねた人は大変だっただろう。
Img_4614 Img_4615  そうは言ってもタイに親しむことができるこのイベント、人疲れはしたが行った甲斐はあったと言えよう。
 写真はそれぞれタイのビールで、左はチャーン・ビール、右はプーケット・ビール。後者はジュースや清涼飲料水のような缶ですね。暑い国のビールだからか、あまり重くない飲みやすさ重視のビールだと思う。これは台湾ビールにも共通した特徴だと思う。

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2008年5月6日星期二

世界麺フェスタ2008inさぬき

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 上海にいたときは5月1日から労働節休暇で7連休を楽しめた(今年は3連休らしいが)のだが、その前日本にいた数年間は仕事の都合でゴールデンウィークに休むことはできなかった。今年もそうだろうと思っていたところ思いがけずGW後半は休むことができたので、思い立って高松で開催されている「世界麺フェスタ2008inさぬき」に行くことにした。
 香川県は讃岐うどんで有名なところで、当地のサッカーチームは釜玉うどんをもじった「カマタマーレ讃岐」という名を冠しているほどである。そんな香川県の中心都市である高松で、「シルクロードは麺ロード」をキャッチフレーズにした世界麺フェスタが開かれた。
 かつて『雷波少年』というバラエティ番組の中でお笑いタレントが「究極の麺」を目指してあちこち旅していたが、その際も今回出展している地域を含めいわゆる「シルクロード」を旅していた記憶がある。「シルクロードは麺ロード」というのは共通の認識なのだろうか。

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Imgp1038 高松駅近くの高松サンポートエリアの屋外で各国の麺が振舞われているのだが、どこも長蛇の列でなかなかありつくことができない。


 

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 まず食べたのがウイグルから来た「ラグメン」。ウイグル料理の麺はうどんに近い食感で、上海滞在時にもウイグル料理店で「新疆拌面」や「烩面」の名前でよく食していた。


Imgp1075  中国・陝西からの「岐山麺」。やや辛い味付けの汁に麺を加えたものである。


Imgp1052  韓国にも冷麺やカムジャミョン(じゃがいものでんぷんで作った麺)など特色のある麺があるが、今日披露されていたのは「チャンチグクス」。そうめんのような麺に割とあっさりとした味付けの汁である。

Imgp1048  トルコの「クイマル・マカルナ」。「マカルナ」は「マカロニ」と語源を同じにするのだろうか、こちらは短い麺にトマトなどで味付けをした、汁のない麺である。
 このほか中国からは刀削麺も来ていたが、長い行列ができていたり仕込みのための中断があったりでありつくことはできず。もっとも職場の近くでいつも食しているからまぁいいか、という気がした。他にはイタリアのボロネーゼも振舞われていたが、これも普段食することがあるからいいだろう。

Imgp1057 Imgp1058  外国からの麺料理ばかりではなく、ご当地讃岐うどんやそれを使った創作料理、あるいはラーメンやうどんなど日本各地の麺料理も振舞われていた。写真は「お茶漬けうどん」。普通のお茶漬けだとご飯とお茶の味が絡むのだが、麺だとこのあたりが欠けているので濃いお茶を使うといいのかもしれない。
Imgp1084  こちらは岡山のぶっかけうどん。



Imgp1056  他に、チキンラーメンのブースも設けられていた。



Imgp1033Imgp1059  「シルクロードは麺ロード」のキャッチフレーズに沿って、シルクロード各地の民族芸能も披露されていた。左はウズベキスタン、右はウイグルの舞踊である。

Imgp1094 Imgp1097  食べ過ぎたので、散歩がてら街をぶらぶらと歩く。写真は高松城跡。先日の東京での昭和館に続いて無料開放づいているのか、この日も無料で公園内を散策することができた。

Imgp1095  「大願成就」ならぬ「鯛願成就」とかで、園内に泳いでいるタイに餌をあげることができる場所がある。今は飼っているのだろうが、昔は海水を城内に取り込んでいたとかで、タイも含めて瀬戸内海の魚が自然におよいでいたのであろうか。

Imgp1126  「ことでん」こと高松琴平電鉄の高松築港駅。駅のすぐ隣は城壁の跡である。


Imgp1123 Imgp1105  栗林公園。麺フェスタの喧騒を避けて落ち着いた時間を過ごすことができる。


Imgp1121  首を伸ばして、何を見ているのだろう。



Imgp1128  肝心の讃岐うどんは、本当は街のうどん屋に行きたかったが会場で食べたのみであった。他にも時間があれば瀬戸内の島々を訪ねてみたいので、それらはまたの楽しみに取っておくことにしたい。
 テーマパークなりこうした行事というのは本物の一部を切り取った感じがありありだったり、あるいは本物の「再現」であったりして時には今ひとつの感触を持つことがあるのだが、この日は「再現」ではあったが楽しむことができたといえよう。
 個人的には、台湾の担仔麺もこれらの麺に匹敵すると思うし、それこそ小さな器で出すには相応しいと思うのだが…

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2008年3月27日星期四

2008年春・台湾(2)-食べたいわん-

 前回の続き。
 日本アジア航空のテレビコマーシャルで、オセロの2人が「台湾 台湾 行きたいわん」と歌っている。結構聞いたことがある人が多いのかと思ったが、職場で「行きたいわん」と話をしたら私自身のオヤジギャグだと思われてしまった。数年前まで長い間金城武と志村けんが出ていたコマーシャルほどには知られていないのだろうか。
 歌詞を日本アジア航空のウェブサイトの中のコンテンツの1つである「台湾通の会」(同社のウェブサイトは3月31日で閉鎖され、4月1日以降「台湾通の会」はこちらで存続するとのこと)で見ることができる。題名を『行きたいわんソング』と言うらしい。作詞者不詳、でいいのだろうか。テレビで流れているサビの部分を紹介。

あ~
ルーロー飯が食べたいわん
小龍包も食べたいわん
おいしいお茶も飲みたいわん
豆花 タンツー麺 トンポウロウ マンゴービン
からすみ あわび 胡椒餅
台湾 台湾 行きたいわん
JAAで 行きたいわん

 台湾名物の食べ物のオンパレードである。こうやって見てみると、名物の中に「おひとりさま」でも口にすることができるものが多い。小龍包やトンポウロウ(東坡肉)、あわびなどは数人で店に入って食べるのが良いしカラスミはお土産用だが、そのほかは街の食堂や夜市、もしくはデパートの地下にあるフードコートへふらりと行くと口にすることができる。
 歌詞の中に出てくる食べ物のうち、今回食べたものを紹介。

Img_4489  魯肉飯(ルーロー飯)。私の中では台湾といえばこれ!と言えるくらいである。



Img_4488  「おいしいお茶」であるが、私は茶芸はたしなまないのでショーウィンドーに並んでいたお茶の道具の写真を。



Img_4477 Img_4478  豆花。豆腐のスイーツである。普通の豆腐よりもツルツルした食感である。



Img_4497  担仔麺(タンツー麺)。これは街のあちこちで食べられますね。




 歌詞に出てきた食べ物の他に、台湾でのお勧めは木瓜牛奶・蚵仔煎・甜不辣・自助餐(これは食べ物の名前ではないが)だと思う。

Img_4290  木瓜牛奶。パパイヤミルクである。今回集集のスタンドで飲んだ木瓜牛奶は、甘すぎずしっかりパパイヤと牛乳の味がしたので良かった。



Img_4476  蚵仔煎。「牡蠣のオムレツ」と訳されるが私は卵のかたまりが大きいものは好きではなく、片栗粉と程良く混ざったものが好みである。



Img_4415  甜不辣。こう書いて中国語ピンイン表記すると「Tianbula」、「てんぷら」と発音する。要は「おでん」のことであるが、具が日本で見られる練り物のほかに台湾独特のものがあって面白い。
 台湾のコンビニエンスストアに行くと、日本同様におでんが置いてあるがこれに「黒輪」という名前がついている。「黒輪」、台湾語で発音すると「おでん」になる。

Img_4255 Img_4256  自助餐。店頭で「これとこれとこれ」と指差すと食べることができるので、中国語なり台湾語がわからなくても、また料理の名前がわからなくても食べられるのが良い。


 先の歌詞に加えて、「木瓜牛奶飲みたいわん 蚵仔煎 甜不辣 自助餐も食べたいわん」と歌ってくれないかな。

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2008年3月6日星期四

台湾物産館@笹塚

Img_4172 京王線の笹塚駅で電車を降り、甲州街道に出たところに台湾物産館がある。上海在住時に一時帰国した際に笹塚駅に広告を出していたのが気になっていたので、今回足を運んでみた。
 この台湾物産館、台湾産の果物・お菓子・お茶・調味料・お酒・飲料・冷凍食品やインスタント食品などを売っている。例えば大久保界隈にある韓国食材店だと韓国料理の食材のほかに(韓国とは関係なく)野菜なども幅広く売っておりさしずめスーパーという感じで、その店で今日のおかずの材料を揃えることもできるのだが、この台湾物産館は乾物中心の品揃えで、台湾産食品の展示販売場という感じである。正直なところ、例えば「康師傅」のインスタントラーメンを買いにわざわざ笹塚まで足を運ぶかなぁ・・・というところではあるが、それでも地元の方々が買い物に来ており、お茶やお菓子などを買っていた。
Img_4176  折角なので、「冬粉」を購入。要は春雨のことで、水につけて戻した後で調理するのは普通のスーパーで手に入る春雨と一緒なのであるが、対台湾の屋台で見られる「冬粉」の雰囲気を楽しみたい。
 台湾物産館にはちょっとした食事スペースもあり、麺やデザートが食べられるようだ。ウェブサイトに載っているマンゴーかき氷はおいしそうなので、機会があれば試してみたい。魯肉飯や担仔麺などお手頃価格で出してくれないかな。

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2007年6月21日星期四

水煮魚

 川菜=四川料理の1つ、「水煮魚」。たっぷりと唐辛子と山椒が入った水と油で川魚の切り身を茹でた料理である。
Img_2379_1  大きなボウルに入って登場。まさに茹で上がったばかり、という趣である。唐辛子がボウルを埋めるように浮かんでおり、その間に山椒がやはりたくさん浮かんでいる。別に唐辛子を食べるわけではないので見た目は辛さの尺度にならない…のだが、食べるとやはり頭のてっぺんから汗が出るような料理である。

Img_2380 魚片が油につかっているのだが、食べてみるとさほど油っこさは感じない。唐辛子の直線的な辛さではなく、山椒の味が感じられる水煮魚が美味しいと思う。この店ではボウルの底にもやしが敷き詰められているのだが、それをやはり汗を流しながら、ご飯にのせながら食べるのも良い。
 この水煮魚、別に高級な店だけにあるわけではなく、通りの小さな食堂で水煮魚を売りにしているところも多い。今回食べたのも、襄陽路のそんな小さな店にてである。
 これは「おひとりさま」だとちょっと厳しい。

Img_2279  こちらは上海の別の店での水煮魚。唐辛子は取り除かれているがやはり辛い。



Img_0777  これは今年5月に台北で食べた水煮魚。上海のそれが唐辛子の姿をとどめているのに対し、こちらは唐辛子や辛味が溶け込んでいるのかドロドロとした感じである。

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2007年6月17日星期日

ひとり火鍋

Img_2284 最近職場の近くにできた、火鍋の店。




Img_2290  昼は38元の商务套餐(商務套餐=ビジネスランチ)がある。
 写真のような感じで、一人で食べるには充分すぎる量である。肉を牛・豚・羊・鶏から選び、更に锅底(鍋底=鍋の中の茹で汁)を何種類かある中から選ぶ。

Img_2293  日本のしゃぶしゃぶだとタレはポン酢かゴマかと決まっているが、上海の火鍋店では自分でタレを調合するケースが殆どである。この店ではタレの費用は上記に含まれているが、このタレの調合がなかなか慣れないものである。タレの紹介が日本語でもしてあるのだがこれが最近なかなか見ない直訳調で、「京味重辣」が「京の味の悪辣なたれ」だったかそういう意味の訳になっていたのはご愛嬌。原料が何かくらいは紹介して欲しいものだ。

 それにしてもこの場所には数ヶ月前に牛排店=ステーキ屋がオープンしたばかりなのだが、変化の早いことである。上海の飲食店は本当に変化が激しく、流行らない店が閉店して新しい店がオープンしたり、そこそこ流行っているようでも賃貸交渉のもつれか何かで閉店したり別の店に変わってしまうことが多い。店内は結構な人の入りだったが、浮世離れしたステーキ店よりも火鍋のほうが親しみが持てるのだろうか。
 38元というのは付近の日本食の店と同レベルである。それにしても、ローカルの食堂だと10元くらいで昼食をエンジョイできるのだが、38元なり40元なりがベンチマークになるとは懐に響く筈だが結構客が入っているということは、昼飯にそれだけ消費できる人が増えているのだろう。
 大きい鍋の火鍋店にはなかなか行くことができないが、こうした方式だと「おひとりさま」でも少人数でも火鍋を堪能することができるので、なかなか良いスタイルだと思う。

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2007年6月7日星期四

崇明島・番外編-Rice made in Chongmingdao

 引っ越すことになったので、今までのように大量の米は買いにくい。上海在住が残り1ヶ月になったので、2キロでも使い切れるかどうか、というところである。もっとも、残ったら誰かにあげればいいのであるが。

Img_2011Img_2013  そんな中で虹梅食堂の近くのスーパーで見つけた、500グラム入りの米のパック。
 裏を見ると、崇明島産であることが記されている。このブランド名「蟹田米」であるが、崇明島沿岸が淡水と海水の混じる汽水エリアであるため、上海蟹=シャンハイモズクガニの良好な生息地となっていたり稚蟹をそだてているのだとかでそこに由来しているのだろう。
 数日前に見てまわった崇明島で育てられた米に、上海市街でこうしてお目にかかることができたのである。

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2007年6月2日星期六

虹梅食堂

 同学に教えていただいたのだが、虹梅路の日本人学校の近く、虹梅路x華光路に「虹梅食堂」という日本食の店ができた。小南国湯河源日式温泉から歩いて5分くらいのところである。
20070531188  店構えは写真の通り。ここだけ見ると日本の食堂かと見間違うほどである。日本の「まいどおおきに食堂」のチェーン展開とのことである。
 この「虹梅食堂」、カウンターにひじきやらシラスやらポテトサラダなどの小鉢や、煮魚やトンカツといった一品料理が並んでおり、セルフサービスでそれらを取って食べるというスタイルで、東京・新宿西口あたりにある大衆食堂のような感じである。鯖の味噌煮・刺身・唐揚・冷奴やポテトサラダなど、並んでいる料理はまさに日本の大衆食堂のそれである。店内の雰囲気も、値段が元建てなのを除けば本当に日本の食堂と大差ない。
20070531189  セルフサービスで選んだ料理。味も日本の食堂と遜色ない出来だと思う。小鉢が6元くらい、一品料理が15元くらいという感じなので、あれこれ頼むと結構な金額になり、日本の大衆食堂と大差ないお値段になってしまうので注意。中国では「大衆的」とはいえないか。
 値段はさておき、上海にもついにこういう店ができたか、という感である。

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2007年5月28日星期一

Las Tapasその後

以前紹介した、虹梅休閑街にあるスペインtapasの店「Las Tapas」。

20070527183  前回行ったときは平日の遅くだったせいか客が少なく「大丈夫か?」と思えるくらいだったが、昨日は外のテーブルまで人が溢れており大繁盛である。Tapas=つまみを少しずついくつか頼みながらビールやワインを楽しむことができるので、いろいろな味を一度に楽しめるのが良いのだと思う。
 フィリピン人の店員が相変わらず陽気である。

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2007年5月1日星期二

Tapas@上海

 今日から労働節休みを利用して台湾に来ているのだが、その前に上海の話を。
 以前紹介した小南国湯河源の向かいに、「虹梅休閑街」という飲食店街がある。延安西路と並行して虹梅路と虹許路を結ぶこの通りはレストラン街になっている。日本料理や韓国料理、インド料理やカウンターバーなどと外国人向けの店が多く、ちょっと高めの感じである。
Img_0499  その虹梅休閑街の虹許路側に近いところに、「Las Tapas」という店が最近オープンした。「Tapas」というのはスペイン語で酒のつまみのことであり、その名の通りスペインのBar=パル同様に小皿のつまみを食べながらワインを戴くことのできる店である。この記事でGuinnessさんからコメント戴いた通り、スペインの夜はBarでTapasをつまみながらワイン=Vinoを飲むのが楽しみである。

Img_0501  店内の様子。店に入ると陽気なフィリピン人店員が出迎えてくれる。そういえばフィリピンは(今日の領土の全てということではないが)かつてはスペインの影響下にあったか。